第88回 日本数学教育学会東京大会


平成18年7月31日(月)東京学芸大学付属小学校
【 幼稚園・小学校部会 】
・発表者   中島えいこ(SSKCLUBインストラクター)
・題 目  「計数そろばんによる知的障害児の算数指導」
・研究協力  伊藤さとる(SSKCLUB会長)    





計数型そろばん・カード・木片など様々な教具を活用して指導する。


プロジェクターも活用しながら、具体的な指導の詳細を伝える。


八積小学校の渡辺郁子教諭と二人三脚で歩んだ4年間の成果を発表。


集中した学習風景、熱心に取り組む子供たちからは「わかった!」の声があがる。


「ここ10数年でこんなに感銘を受けたことはありません。私は教具作りが大好きで、実はここの部分も作りたかったのですが・・・いや〜敵わないな・・・今日は非常に良いものを見せて頂きました。計数型そろばんとテキストはいったいどこで手に入るのですか?」と、新潟大学の山田教授から高い評価を頂きました。


「数々の達成感が、今後障がい児と自覚しながら生きていく中で、自分のハードルを乗り越える一歩になる。暖かい環境で恵まれた子ども達で先生方も素晴らしい」と福島大学の森本先生。


他、さいたま市立片柳小学校の野沢校長先生は、「深く感銘を受けました。まさに教育の本来の目的である生きる喜びを与える、子供に自信を持たせる意味でも計数型そろばんで、どれだけ自信をもったことでしょう。また、理解できれば量ではないということですが、学力低下が騒がれる中どうしてもドリル的に時間を費やすが、結局同じ、質的なパターンを無視して量ばかりしても無駄!理解できれば量ではなく質、数のイメージを捉えるのには有効です」と。
 


発表後に新潟大学の山田教授と八積小の渡辺教諭と記念撮影。
 

教材について

なか塾

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